クレジットカード 再発行

クレジットカードが何らかの理由で使えなくなった場合には、すぐにカード会社に連絡をして再発行の手続きをする必要があります。

また盗難や紛失の場合には、カード会社への連絡に加え警察に届け出をする必要があります。

しかし、いざ再発行をしようとしても再発行に時間がかかってしまったり、最悪の場合には再発行ができないこともあるのです。

そこで今回は、クレジットカードの再発行に要する期間を最小限に留めるポイントや再発行ができないなどのトラブルを避ける為のポイントをご紹介します。



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クレジットカードの再発行時に気をつけたい3つのポイント

クレジットカード

クレジットカードの再発行に関して、最も大切なことは普段から支払いの延滞や滞納をしないことが重要です。また、カード会社への連絡を最優先とし、住所変更などがあった場合はその都度きちんとカード会社へ変更の手続きをしておきましょう。

クレジットカードを再発行する際に気をつけたいのが以下の3つのポイントです。

再発行時の3つのポイント

  • 【ポイント1】
    支払いを延滞・滞納しない
  • 【ポイント2】
    すぐにカード会社に連絡をする(特に紛失・盗難の場合は最優先)
  • 【ポイント3】
    住所変更などはきちんとやっておく

それぞれ詳しくみていきます。

ポイント1:支払いを延滞・滞納しない

クレジットカード 再発行 支払いの延滞と滞納

再発行時に気をつけたい3つのポイントの中でも特に気をつけたいのが『支払いを延滞・滞納しない』ことです。

こちらは再発行に要する期間を最小限にするというよりも、そもそも再発行を断られてしまいかねません。

というのも、クレジットカード会社では再発行時にも再審査にかけるため、過去に支払いの滞納や延滞を起こしている場合は再発行されずにそのままカード停止にされてしまう場合もあります。

今回はこのあたりの事を三井住友VISAカードエポスカードの2社に電話で問い合わせて確認してみました。

三井住友VISAカードに電話で問い合わせ

カード再発行の時に通常よりも発行に時間がかかる場合などありますか?
利用代金の未払いがある場合は再審査をするために時間が掛かることがあります。
未払いが無ければ、すぐに再発行をしてもらえますか?
未払いなどなければ通常10日~2週間ほどで届くかと思います。

エポスカードに電話で問い合わせ

カード再発行の時に滞納や延滞があっても再発行してもらえますか?
未払い分がある場合は、再発行ができない可能性が高いです。
未払いなどが無ければすぐに再発行してもらえますか?
エポスカードの場合は再発行の際にはどんな場合でも再審査をしてから再発行となり、通常10日~2週間ほどかかります。もしお急ぎの場合はマルイのカードセンターで即日発行できます。
マルイのカードセンターですぐに再発行したもらう為には何が必要でしょうか?
本人確認書類(運転免許証・保険証などの公的書類)をお持ち頂いて、審査で問題がなければその場で再発行できます。

エポスカードは本人確認書類があればその場で再発行が可能

エポスカードを利用している方なら、関東を中心に展開しているマルイのカードセンターにて即日再発行が可能です。

しかも再発行の手数料も無料なのでお近くにマルイがある方はおすすめです。

手続きには運転免許証保険証などの公的な本人確認書類が必要です。

以上のように、クレジットカードの再発行の際には必ずしも全てのカード会社が再審査をするわけではないようですが、大切なのは支払いの期限をきちんと守り、延滞や滞納などでクレジットヒストリーを汚さないことが、再発行をスムーズにする大きなポイントだと言えます。

ポイント2:すぐにカード会社に連絡をする

クレジットカード カード会社に電話

クレジットカードの再発行をする理由には様々ありますが、再発行が必要な場合はすぐにカード会社に連絡をしましょう。

特に盗難や紛失をしてしまった場合は不正利用などの被害に遭ってしまう可能性もあるため、最優先でカード会社に連絡をしてください。

そのあたりはこちらの記事でもご紹介しています。

[blogcard url=”https://creditcard-reporters.com/trouble/creditcard-loss/”]

基本的に不正利用などをされた場合の損害金は、カード会社が全額補償するため契約者に支払いの義務はありませんが、カード会社が連絡を受けた60日前(カード会社によっては61日前)より過去の盗難・紛失等については、全額補償の適用対象外となる場合があります。

そのような事を防ぐ意味でもカード会社への連絡は最優先でやっておきましょう。

クレカ顔

連絡が遅くなれば再発行するクレジットカードが手元に届くのも当然に遅くなってしまいます。

ポイント3:住所変更などはきちんとやっておく

クレジットカード 住所変更

これは再発行の依頼時に、クレジットカード会社のオペレーターさんからも確認されるはずなので、あまりない事かと思いますが、引越しなどで登録している住所を変更していない場合は、当然ながら再発行したカードを受け取ることができません。

クレカ顔

いざという時に困らない為にも、住所の変更があった場合はきちんと変更の手続きをしておきましょう。

最近では住所の変更など登録情報の変更は、各カード会社の会員専用ページからインターネット経由で可能な場合がほとんどです。

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再発行後には支払い登録の確認を!

クレジットカード

ここまではクレジットカードの再発行に要する期間を最小限に留めるポイントをお伝えしましたが、クレジットカードの再発行後に気をつけたいポイントをご紹介しておきます。

クレジットカードを再発行すると、ほとんどの場合カード番号は変更になります。

公共料金や月額利用・定期利用のサービスなどの支払いに登録していたカード番号は使えなくなりますので、その場合は再発行後の新しいクレジットカードの番号で支払い登録の手続きをする必要があります。

この支払い登録の変更をうっかり忘れてクレジットヒストリーに傷がつくなんてことがあったらもったいないので、必ず確認するようにしましょう。

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まとめ

今回はクレジットカードの再発行に要する期間を最小限に留める3つのポイントをご紹介しました。

再発行の時に一番重要なのが支払いの延滞や滞納をせず、普段からきれいにクレジットカードを利用することです。

過去に延滞や滞納を繰り返していると、カード再発行の再審査の時にそのまま審査に落とされてしまう可能性が高くなってしまいます。

また再発行が必要になった場合は、すぐにカード会社に連絡をしておけば、万が一不正利用など悪用された場合にも補償されるので安心です。

最後にもう一度まとめておきます。

再発行時の3つのポイント

  • 【ポイント1】
    支払いを延滞・滞納しない
  • 【ポイント2】
    すぐにカード会社に連絡をする(特に紛失・盗難の場合は最優先)
  • 【ポイント3】
    住所変更などはきちんとやっておく

再発行に要する時間を最小限に留めるのに裏技などはなく、普段のクレジットカードの使い方が結果的にスムーズに再発行をしてもらう最大のポイントだと言えるでしょう。

とはいえ再発行は手間がかかるもの。

出来る限り再発行をしないで済むように、普段からクレジットカードの管理はしっかりとしておきたいものですね。