クレジットカードを紛失

クレジットカードにまつわるトラブルは様々ですが、カードの紛失、特に盗難にあってしまった場合は悪用されてしまう可能性もあるので気がついた時点ですぐに適切な対応をする必要があります。

ここでは紛失に気がついたらすぐに対応するべきことを始め、万が一に備えて普段から気をつけるべきことも含めてご紹介していきます。

クレジットカードの紛失に気づいたら真っ先にやるべき行動

クレジットカード

クレジットカードの紛失や盗難に気がついたら、不正利用など悪用されないように、まずはクレジットカード発行会社に連絡を入れてカードを利用停止にしましょう。そして警察に遺失届(盗難なら盗難届)を受理してもらい、受理番号をクレジットカード会社へ伝えます。そうすることで、万が一不正利用で悪用されても損害金はすべてクレジットカード会社の保険で賄われます。

ここではクレジットカードの紛失や盗難に気がついたら真っ先にやるべきことをご説明していきます。

真っ先にやるべき3つの行動

  • クレジットカード発行会社に連絡【再優先
  • 警察に遺失届を出す
  • クレジットカード会社に受理番号を伝える

クレジットカード会社に連絡

クレジットカードの紛失に気がついたら、すぐにあなたが契約しているクレジットカード発行会社に連絡をし、利用停止の手続きをしましょう。

ほとんどのクレジットカード会社は、24時間年中無休で、紛失や盗難時の緊急連絡窓口を設けていますので、まずは再優先で連絡を入れて不正利用など悪用されないように利用停止をしてもらいます。

クレカ顔

たまに所持しているカード枚数が多くて面倒臭いという理由で連絡をしない人がいますが、そのまま放置は絶対にしてはいけません

万が一、不正利用された場合、基本的には届出日からさかのぼって60日以内(もしくは61日以内)の損害は補償されますが、無くしたことや悪用されていることに気づいているのに、契約しているクレジットカード会社に連絡をしていない場合は、損害は補償されず、全額自己負担になります。

主要クレジットカード会社の緊急連絡先一覧

警察に遺失届を出す

クレジットカード会社に連絡をして利用停止をしたら、次は警察に遺失届を出します(盗難なら盗難届)。

届け出をだす警察署は、自宅や勤務先の近くの警察署、紛失したと思われる地域を管轄する警察署など、どこの警察署でも受理してもらえるので、最寄りの警察署へ届け出をだします。

警察に届け出をだした際に受理番号を受け取ります。

クレカ顔

この受理番号は、もし不正利用などの悪用があった場合にはクレジットカード会社に伝える必要があるので、必ず無くさないように保管しておいてください。

ちなみに最寄りの警察署は下記サイトで確認できます。

全国警察署一覧 | 警察署、交番の所在地一覧
http://www.police-map.com/

クレジットカード会社に受理番号を伝える

先述した通り、警察にて遺失届(盗難届)が受理されると、届け出の受理番号が渡されます。

この受理番号は、万が一、カードの不正利用など悪用があった場合の補償を受ける際の手続きで必要になります。

また、クレジットカードの紛失や盗難があった場合、ほとんどのクレジットカード会社の会員規約に、『最寄り警察署に届出るものとする』と定められているので、その義務を果たしている証拠ともなります。

クレカ顔

恐らく一番最初に、カードの利用停止をする為に連絡した際、クレジットカード会社のオペレーターにも、警察に届出をして受理番号を控えておくように説明を受けるはずです。

もし何も言われていなかったり、特に指示をされていない場合でも、受理番号を受取ったら再度、クレジットカード会社に連絡を入れて、今後の手続きなどの流れを確認しましょう。

主要クレジットカード会社緊急連絡先一覧

ここでは、万が一クレジットカードを紛失してしまった場合の各クレジットカード会社の緊急連絡先をまとめています。

緊急連絡先の欄に問い合わせの番号が記載されていない箇所は、問い合わせ先がカードの種類や地域別になっていたり、固定電話と携帯電話とでは番号が違う場合などです。

緊急連絡先にある各リンクから状況にあった連絡先を確認できます。

国際ブランド

国際ブランド 緊急連絡先
アメリカン・エキスプレス カードの紛失・盗難時に
JCBカード 0120-794-082
紛失・盗難のご連絡
ダイナースクラブカード 0120-074-024
紛失・盗難の場合

※電話番号は変更される場合があります。必ず最新情報は公式サイトにてご確認の上お電話をお願いします。

銀行系カード

銀行系カード 緊急連絡先
三井住友カード 0120-919-456
カード紛失・盗難の際は
三井住友トラストカード 0120-919-456
カード紛失・盗難の際は
MUFGカード 0120-107-542
カード盗難・紛失のご連絡
DCカード 0120-664-476
カード盗難・紛失のご連絡
MUFGカード・アメリカン・エキスプレス 0120-107-542
カード盗難・紛失のご連絡
SBIカード 03-4330-0507
カードの紛失・盗難のご連絡
りそなカード《セゾン》 0120-131-171
紛失・盗難ご連絡先
りそなVISAカード 0120-919-456
カード紛失・盗難の際は
りそなJCBカード 0120-794-082
紛失・盗難のご連絡

※電話番号は変更される場合があります。必ず最新情報は公式サイトにてご確認の上お電話をお願いします。

信販系カード

信販系カード 緊急連絡先
NICOSカード 0120-159-674
カード盗難・紛失のご連絡
オリコカード 0120-828-013(固定電話)
0570-080-848(携帯・スマホ)
カードの紛失・盗難
セディナカード カードの紛失・盗難の連絡先
ジャックスカード 0120-996-211
カード紛失・盗難のご連絡
YJカード(旧KCカード) 0120-71-5971
カードの紛失・盗難
アプラスカード 0120-222-548
カードの紛失・盗難連絡先

※電話番号は変更される場合があります。必ず最新情報は公式サイトにてご確認の上お電話をお願いします。

航空系カード

航空系カード 緊急連絡先
ANAカード(全日空) ANAカード紛失届先
JALカード(日本航空) 紛失・盗難時の連絡先

※電話番号は変更される場合があります。必ず最新情報は公式サイトにてご確認の上お電話をお願いします。

交通・鉄道系カード

交通・鉄道系カード 緊急連絡先
ビューカード(JR東日本) 03-6685-4800
紛失・盗難でお困りの方
JQ CARD(JR九州) お問い合わせ
東急カード 0570-015-109
紛失・盗難のとき
東京メトロ To Me CARD お問い合わせ
E-NEXCO pass 0570-079-110
お問い合せ

※電話番号は変更される場合があります。必ず最新情報は公式サイトにてご確認の上お電話をお願いします。

流通系カード

流通系カード 緊急連絡先
イオンカード 0570-079-110
カードの紛失・盗難について
セゾンカード 0120-107-242
紛失・盗難連絡先
UCカード 紛失・盗難連絡先
楽天カード 0120-86-6910
カードの紛失・盗難
エポスカード 03-5340-3333
紛失・盗難のご連絡
MICARD(三越・伊勢丹) 03-5273-6509
カードの紛失・盗難時のご案内
JTB旅カード 盗難・紛失時の連絡先
UCSカード 0587-30-5010
紛失・盗難連絡先

※電話番号は変更される場合があります。必ず最新情報は公式サイトにてご確認の上お電話をお願いします。

コンビニ系カード

コンビニ系カード 緊急連絡先
セブンカード カードの紛失・盗難のご連絡先
Tポイントカード 発行先提携店舗一覧

※電話番号は変更される場合があります。必ず最新情報は公式サイトにてご確認の上お電話をお願いします。

通信系・その他カード

通信系・その他カード 緊急連絡先
ドコモ dカード 紛失・盗難について
NTTグループカード カードの盗難・紛失
リクルートカード カードの紛失・盗難

※電話番号は変更される場合があります。必ず最新情報は公式サイトにてご確認の上お電話をお願いします。

ガソリン系カード

ガソリン系カード 緊急連絡先
ENEOSカード 052-239-2811
紛失・盗難窓口
出光カード 0570-064-107
カード紛失受付係
コスモ石油カード 盗難紛失ダイヤル
昭和シェル石油カード 0120-159-674
カード盗難・紛失のご連絡
シナジーカード 0422-76-1700(JCB)
03-5940-1100(ニコス)

※電話番号は変更される場合があります。必ず最新情報は公式サイトにてご確認の上お電話をお願いします。

ファイナンス系カード

ファイナンス系カード 緊急連絡先
ライフカード 0120-22-5331
カード盗難・紛失受付デスク
ポケットカード 0570-064-697
カードの紛失と盗難
アコムACマスターカード 03-3221-9225

※電話番号は変更される場合があります。必ず最新情報は公式サイトにてご確認の上お電話をお願いします。

注意!不正利用など悪用されても損害が補償されない5つのケース!

クレジットカード

万が一、不正利用されても基本的に紛失・盗難保険が付帯しているので損害金は補償されます。しかしカード会社に紛失や盗難の連絡を怠ったり、カードの裏面に署名をしていない、暗証番号が推測しやすい簡単なもの、暗証番号を使った取引での悪用、カード所有者に重大な過失がある、などのことがあると、紛失・盗難保険が適用されないこともあるので注意が必要です。

クレジットカードには、基本的に特別な手続きをしなくても、契約時に紛失・盗難保険が付帯していて、クレジットカードを紛失したことに気づいた時点で、きちんと対処していれば紛失後に不正利用など悪用されてしまっても補償されるはずです。

しかし以下に挙げるようなことがあると、紛失したクレジットカードを悪用されてしまった場合の補償が受けられなくなる可能性があります。

  • 連絡義務を怠る
  • カード裏面に署名をしていない
  • 暗証番号が推測しやすいものを使用
  • キャッシングは保証対象外
  • カード所有者に重大な過失がある

連絡義務を怠る

これは最初にご説明した「クレジットカード会社に連絡する」「警察に遺失届(盗難届)を出す」という部分に当たります。

通常、カード会社への届け日から、さかのぼって60日以内(もしくは61日以内)の損害は補償されますが、これらの連絡義務を怠ってしまうと悪用された分も全額自己負担になってしまいます。

クレカ顔

クレジットカードが手元に無いことに気がついたら、すぐに契約しているクレジットカード会社の緊急連絡先に電話しましょう。

基本的に24時間年中無休で対応しています。

主要クレジットカード会社の緊急連絡先一覧

カード裏面に署名をしていない

クレジッカードは、あくまでも「貸与」されているもので、カード発行後、手元に届いたら必ずカード裏面の署名欄に名前を書いてから利用します。

実際にどのクレジットカード会社の会員規約にも「直ちに当該カードの署名欄に自署するものとします」というような記載があります。

このカード裏面の署名がない状態で不正利用などの悪用があった場合は、すべての支払いを自己負担することになります。

普段、ネットショッピングでしかカードを使わないという方や、持ち歩かないという方も、万が一自宅に空き巣が入って盗まれた結果、署名がないクレジットカードを悪用されてしまうと全額自己負担になりかねなせん。

カード裏面にまだ署名していない方は、すぐに署名するようにしましょう。

クレカ顔

ちなみに署名には油性のマジックがオススメです。

暗証番号が推測しやすいものを使用

暗証番号は、他人に知られないように「善良なる管理者の注意をもって管理するもの」と会員規約に定められています。

他人に知られたり、簡単に推測されやすい暗証番号を設定している場合は、不正利用などの悪用があっても紛失・盗難保険が適用されない場合があります。

例えば以下のような簡単すぎる数字です。

  • 自分の生年月日や携帯・自宅の電話番号に使われている数字
  • 「0000」~「9999」などの同じ番号4桁
クレカ顔

このような数字を、クレジットカード会社が定める指定禁止番号といいますが、指定禁止番号を設定してカードを申込みをすると、基本的にはカード会社から変更するように連絡が来るはずです。

しかし、もしあなたが指定禁止番号を設定してしまっているようなら、いつでも変更の手続きができますので、すぐに変更するようにしましょう。

キャッシングは保証対象外

各クレジットカード会社の会員規約で定められている条項の中に、以下のようものがあります。

次の場合は、当社はてん補の責を負いません。
(中略)
カードショッピング、キャッシングリボ及び海外キャッシュサービス取引等のうち暗証番号の入力を伴う取引についての損害(但し、当社に登録されている暗証番号の管理について、会員に故意または過失がないと当社が認めた場合はこの限りでありません。)

出典元:三井住友カード会員規約-第14条(会員保障制度)3項-

これは暗証番号が必要な取引は不正利用など悪用されても紛失・盗難保険は適用されないということです。

前項「暗証番号が推測しやすいものを使用」でもご説明した通り、暗証番号が他人に知られないように管理する義務がカード所有者にはあります。

キャッシングには当然、暗証番号が必要なので不正利用されても、本人に過失がない場合以外は補償対象外となります。

クレカ顔

もし、あなたにキャッシング枠が必要ない場合は、電話1本でキャッシング枠をゼロにすることも可能です。

カード所有者に重大な過失がある

クレジットカードの所有者に重大な過失がある場合は、紛失・盗難保険の補償が適用されなくなります。

では重大な過失とはどのようなことでしょうか?これまでの内容と重複しますが以下のようなものがあります。

  • 紛失に気づいたのに利用停止していない
  • カード裏面に署名をしていない
  • 暗証番号が推測しやすいものを使用
  • クレジットカードと暗証番号を書いたメモなどを一緒に保管
  • クレジットカードの裏面に暗証番号をメモする
  • 家族や同居人が勝手に使った

これらのような、クレジットカードや暗証番号の管理が甘いと紛失・盗難保険が適用されずに損害をすべて自己負担することになってしまいます。

クレカ顔

1つでも該当する場合はすぐに改善したほうが良いでしょう。

クレジットカードが紛失後に見つかった場合は?

一度、紛失や盗難の届け出をし、利用停止にしたカードはセキュリティ上の関係で、後から見つかったとしても再利用はできません。

理由は、仮に不正にクレジットカードを入手した人が、クレジットカードと一緒に免許証や保険証などの個人情報を手に入れていた場合、本人になりすまして利用停止を解除し悪用する可能性もあるからです。

利用停止にしたカードが後から見つかった場合の処理方法は、磁気テープ部分やICチップ部分をハサミなどで切断し所有者自身で破棄する場合や、カード会社へ送り返す必要があるものなど、契約しているカード会社やカードの種類で異なることがあります。

クレカ顔

見つかった時点ですぐにクレジットカード発行会社へ連絡をして確認しましょう。

クレジットカードの再発行と各種支払いの確認

クレジットカード

クレジットカードの再発行には手数料が無料な場合と1,000円程度の費用が掛かる場合があります。また、カードを再発行する場合はカード番号が変更になるので、クレジットカードで支払い登録をしている公共料金やインターネット利用料、その他の月額料金の掛かるサービスなどへ新しいカード番号の登録が必要になります。紛失を機に、今のカードよりもポイント還元率が良いものや、生活の中で組み合わせることでお得になるカードを新しく作るのも良いかもしれませんね。

紛失や盗難などの届け出をしたら、クレジットカードの再発行をするために必要な書類が数日後に届きます。

カード会社によりまちまちですが、書類に必要事項を記入し返送すれば10日~2週間、もしくは3週間前後で新しいクレジットカードが手元に届きます。

クレカ顔

この時、クレジットカード会社や契約しているカードの種類によって、再発行に手数料が必要になる場合もあり、手数料の相場は大体1,000円のところが多いです。

また、紛失や盗難での再発行は、必ずクレジットカードのカード番号が変更になりますので、これまでクレジットカードでの支払いを登録していた公共料金や月額料金のサービスなど再登録が必要になります。

主に確認しておきたいものは以下の項目です。

カード再発行後に確認したい各種支払い項目

  • 水道光熱費
  • 固定・携帯電話料金
  • インターネットプロバイダ利用料金
  • 国民年金
  • 月額料金のサービスなど

水道光熱費など、クレジットカード会社のマイページなどから登録できるものは基本的には変更の必要ないはずですが、国民年金や月額料金のサービスなどはカード番号の変更が必要になるかと思いますので、必ず確認するようにしましょう。

紛失を機会にお得なカードに乗り換えるのもあり

前述通り、クレジットカードを紛失や盗難で再発行する場合は、カード番号が変わります。

今のクレジットカードよりもポイント還元率が良いカードや年会費無料のカード、普段の生活の中でよく使うサービスと組み合わせるとお得に使えるカードなどに乗り換えるのも良いでしょう。

クレカ顔

また、オンライン決済に保険が対応していないカードも多いので、オンラインでの買い物が多い方は「オンライン不正利用保険」に対応しているクレジットカードもおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

クレジットカードを紛失したり、盗難に遭ってしまうと不正利用などの悪用が心配で焦ってしまたり、不安になるかと思いますが、冷静に正しく対処すれば自分で損害金を支払う必要は殆どの場合ありません

万が一、クレジットカードを紛失した場合や盗難にあってしまった場合は、とにかくクレジットカード会社へすぐに連絡をしてカードの利用停止手続きをすることが大切です。

さらに不正利用があった場合に紛失・盗難保険の適用が受けられるように、警察への届出も必ずしておきます

また、きちんと紛失・盗難保険が適用されるように、万が一に備えて普段から気をつけておくべきことをまとめておきます。

  • カード裏面にきちんと署名をしておく
  • 推測されやすい暗証番号を使用しない
  • 暗証番号を書いたメモなどをカードと一緒に保管しない
  • カード裏面に暗証番号をメモしない
  • 家族や同居人に使わせない
  • お客様控え(レシート)は保管しておく
  • 利用明細を毎月きちんと確認する

暗証番号はついつい自分でも覚えやすいように簡単な番号を使ってしまいがちですが、暗証番号が必要な取引で不正利用など悪用された場合は、紛失・盗難保険の適用が受けられない可能性が高いので推測され難い番号を使うと共に、定期的に暗証番号を変更することが大切です。

また、紛失してしまった場合は、それを機に今のクレジットカードよりもポイント還元率が良いカードや年会費無料のカード、普段の生活スタイルと組み合わせることでお得に使えるカードなどに乗り換えるのも良いかと思います。