• クレジットカードの自動更新で番号が変わらないものはある?
  • 引き落とし変更はしなくてよい?
  • なぜ有効期限があるのか?

この記事をご覧になっている方は、上記のような疑問をお持ちではないでしょうか。

これらについてまずサクッと簡単に説明すると、

クレジットカードの自動更新で番号が変わらないものはある
クレジットカード番号は変わらない

▼引き落とし変更はしなくてよい?
しなくてよい場合としなければならない場合がある

▼なぜ有効期限があるのか?
老朽化、防犯対策、顧客情報の更新

クレジットカードの有効期限はクレジットカード会社ごとに異なりますが、1年~6年ほどで更新時期がきます。

これだけ幅があるのは、申込者の信用によって有効期限を変えるところもあるからです。

そんなクレジットカードの更新で変わるものと変わらないもの、引き落とし変更をしなくてよい場合としなければならない場合があります。

今回は、そんなクレジットカードの自動更新に関する情報をまとめてご紹介していきましょう!

※少し長いので、目次を見て必要な所だけ見るのが良いと思います。

レジットカードの自動更新で番号が変わらないものはある

クレジットカードの自動更新で変わらないものは、クレジットカード番号です。

したがって、後ほどご紹介しますが公共料金のような固定費引き落としについては基本的には何も手続きをしなくて良いということになります。

一方で、クレジットカードの自動更新で番号が変わるものが2つあります。

クレジットカードの自動更新で番号が変わる1つ目は、セキュリティコードです。

クレジットカード セキュリティカード

※出典 JCB

セキュリティコードとは、クレジットカード決済処理をする際に不正利用を防ぐ目的で使われる番号のことです。

全てのショップで導入しているわけではありませんが、ネットショッピングの多くはセキュリティコードを求められます。

逆にセキュリティコードがないと安全面で危ういサイトということでもあるので、利用を控えたほうがよいでしょう。

また、次の記事にもあるようにそういったサイトは詐欺サイトの可能性もあるので、注意が必要です。

【怒り】クレジットカードが悪用された《すぐに利用停止する方法》と警察への連絡方法も

セキュリティコードのほとんどは3桁でクレジットカードの裏面に記載されていますが、AmericaExpressのように4桁で表面に記載されていることもあります。

例えば、VISAやMasterCard、JCB、ダイナースクラブなどは、カード裏面のカード署名欄に書かれた数字の右端3桁がセキュリティコードです。

AmericanExpressは、カード表面に書かれた15桁のカード番号の右上のものです。

アメックス セキュリティカード

※出典 American Express

海外のショッピングサイトでは、Security Codeといった記載よりも

Card Verification Value(CVV Number)

Card Verification Code(CVC Number)

のように、CVVやCVC、CIDなどと呼ぶことも多いです。

これはセキュリティコードと全く同じことなので、求められた場合はセキュリティコード3桁もしくは4桁を入力すれば問題ありません。

クレジットカードの自動更新で番号が変わる2つ目は、有効期限です。

クレジットカードの有効期限の見方は、多くのカードの場合、カード番号の下あたりに記載されているはずです。

漢字で「有効期限」と書かれている場合もありますし、英語で「GOOD THRU」や「VALID THRU」のように書かれている場合もあります。

THRUというのはthroughの略で、「~の間」という意味になります。

有効期限は「MONTH(月) / YEAR(年)」や「MONTH(月)―YEAR(年)」の順で数字で書かれています。

例えば、「01/22」「01-22」のように書かれていれば、有効期限は2022年の1月までということになります。

クレジットカードの有効期限は、カードを使ってショッピングやキャッシングをすることのできる期限のことですが、これはクレジットカード会社や利用者によって異なります。

2年間の人もいれば、5年間の人もいて、基本的にはクレジットカードを初めてつくった人は利用実績がないので短めの期間設定になることが多いです。

利用実績が良ければ、次回の更新のときには長い期間設定になりやすいということですね。

引き落とし変更はしなくてよい?

結論から言うと、クレジットカード自動更新の際に引き落とし変更はしなければならない場合としなくてよい場合があります。

クレジットカード自動更新の際ですが、カード情報が変わるのでクレジットカードを登録していた支払ができなくなりますよね。

そこで出てくるサービスが、クレジットカードの洗い替えです。

クレジットカードの洗い替えは、有効期限が切れたクレジットカード番号から新しいクレジットカード番号に変更する旨の連絡をしてくれるサービスです。

そのため、支払い漏れをせずに今までどおり支払うことができるものです。

ただし、この洗い替えサービスは適用されるものとされないものがあり、クレジットカード会社によっても洗い替えサービス自体を行っているところと行っていないところがあります。

<洗い替えされるものの例>

  • NHK(地上波や衛生放送)
  • 電気料金
  • ガス料金
  • 水道料金
  • 携帯電話料金
  • プロバイダ料金
  • 国民年金保険料
  • 生命、損害保険料
  • データ通信端末料金 など

<洗い替えされないものの例>

  • Amazon
  • 楽天市場
  • Yahoo!ショッピング
  • App Store など

洗い替えサービスは、主に月額契約の固定費に適用される日本特有のサービスになっています。
そして、このサービスは全てのクレジットカード会社が行っているサービスではない点に注意が必要です。

変更をしなくてよい場合(洗い替えサービスがある)

洗い替えサービスを行っているかどうかは、各会社の決済のページに書いてあることが多いです。

例えば、大手インターネット会社のGMOの決済ページには、次のような記載があります。

都度課金運用におけるオーソリに相当する処理を指します。
洗替は今後課金を行う、またはサービスを提供中のお客様に対して行う処理です。退会等、今後課金予定の無いお客様に対して行う必要はありません。
洗替結果では、有効性のOK・NGおよび、仕向先カード会社が当該情報を保持している場合に限り、新カード番号・新有効期限が返却されます。

洗い替えサービス 

1、定期購入・月額課金申し込み

2、洗い替え依頼ファイル痩身

3、洗替処理依頼

4、洗替結果返却

5、洗い替え結果ファイル受信

6、サービス提供orサービス停止の連絡

GMOの場合は、上記の3番で洗い替えの依頼を行ってくれていることが分かりますね。

変更をしなくてはならない場合(洗い替えサービスがない)

一方で、洗い替えサービスがない場合も見てみましょう。

例えば、東京電力エナジーパートナーの決済案内のページには次のように書いてあります。

  • クレジットカード支払いの開始は、お申し込みいただいた後の最初のご請求または次のご請求から開始となります。
  • クレジットカード支払いを開始する前の電気料金等につきましては、従前のお支払い方法でお支払いいただきます。
  • 当社は、請求書および領収証を発行いたしませんので、クレジットカード会社がお届けする明細書をご覧ください。
  • クレジットカード会社の規約によりクレジットカード支払いが承認されない場合や会員資格を喪失されている場合等は、クレジットカード支払い以外の方法により当社から直接請求させていただきます。
  • クレジットカード番号・有効期限等が変更となった場合には、再度お申し込みくださいますようお願いいたします。
  • 既にクレジットカードでお支払いされているお客さまが、新カードの登録をされた場合、新カードの登録が完了すると、旧カードへの請求は自動的に解約されますので、二重に請求されることはありません。

東京電力エナジーパートナーの場合は、カード番号や有効期限などが変更となった場合には再度申し込みをするように記載されており、洗い替えサービスを行わないということが分かります。

このように、会社によって対応が異なるので、事前にホームページや電話で調べておくとよいでしょう。

なぜクレジットカードには有効期限があるのか?

クレジットカードには1年やら5年やらの有効期限が設けてありますが、これはなぜあるのかというと、主な理由は次のとおりです。

  • 老朽化のため
  • 防犯対策のため
  • 顧客情報の更新

老朽化のため

クレジットカードはプラスチック素材でできていることがほとんどで、長年使うと当然劣化が進みます。

傷や汚れはもちろん、磁気部分やICチップ部分も劣化してくるとカード自体が使えなくなる恐れもあります。

要は、クレジットカード自体にも寿命があるというわけですね。

防犯対策のため

スキミングやフィッシング詐欺など、クレジットカードの不正利用は後を絶たないため、クレジットカード会社も顧客情報を守るために日々対策をしています。

そのため、有効期限ごとに新しい防犯対策を入れることで少しでも最新の機能を多くの人に取り入れるため、クレジットカードの有効期限があります。

現時点で効果の高いといわれるICチップ搭載のカードですが、いまだに磁気ストライプ式と併用しているものも多いです。

磁気ストライプ式は、カードの上面に張られた磁気ストライプの中にカード情報を転写したタイプで、コストが安いこともあって世界各国で広く普及しています。

磁気ストライプ クレジットカード※出典 SANWAテック

しかし、さきほどの老朽化の欠点をモロにうけやすく、傷はもちろんのこと、水をつけても磁気が弱くなって使えなくなることが多いです。

スキマーと呼ばれる情報読み取り機器を使って顧客情報を抜き取るスキミングの被害に遭いやすく、セキュリティ上の問題を含んでいるのも実情です。

ICカード式は磁気ストライプ式の欠点をカバーする形で誕生し、収納情報も多くスキミングが困難なセキュリティがしっかりしたタイプです。

ICチップ クレジットカード※出典 SANWAテック

SuicaやPASMOなどはまさにICカードで、定期の役割を果たしたり電子マネーの役割を果たしたりと、情報量が多いですよね。

しかし、その分カード自体と読み取り機器のコストが高く、普及のスピードは磁気ストライプと比べて遅いのが実情です。

顧客情報の更新

クレジットカードに有効期限があるのは、このためといってもよいかもしれません。

クレジットカード申込時に、申込者の年収や資産状況、ローンの実績があるのか、あった場合はしっかり返済しているかなどの信用情報を審査されます。

詳しくは次の記事で説明しているので、是非見てみてくださいね。

クレジットカードの審査に落ちやすい職業9選!理由と審査通過への対策は?

そして、めでたく審査を通過してクレジットカードを受け取っても、有効期限ごとにまた審査があるところがほとんどなのです。

当然、申込みしたときと収入も資産状況もローン実績なども変わっているでしょうし、お金の使い方も変わっていることでしょう。

申し込み当時は収入も安定していて他社の借り入れもなかったのに、今は仕事を辞めてフリーターで、当該カードや他社カードで借り入れをして返済を遅れた実績があったり、滞納した実績があったりした場合は更新されない可能性があるわけです。

再度審査をして本当に信用できると判断されれば、自動更新されるわけですね。

これらを業界では途上与信といい、有効期限の到達と同時に行われる再審査のことだと思っておけばOKです。

新しいカードが届いたらやるべきこと

  • 新しいカードに署名する
  • 古いカードを処分する

新しいカードに署名する

新しいカード入りの封筒が届いたら、規約や利用案内を確認してクレジットカードを取り出し、必ず署名をしましょう。

出典:三井住友VISAカード

次の記事にあるように、クレジットカードに署名をしていないと支払いを断られたり、盗難や紛失の際に補償が受けられなくなったりする恐れがあります。

【要注意】クレジットカード裏面に署名をしてないと起こりうる3つのデメリット

クレジットカード裏面の署名の書き方には正式な決まりはなく、クレジットカード裏面の署名とクレジットカードを使用した店頭で求められる署名が一致していれば次のようにどんな形式であっても問題ありません。

  • 漢字
  • 平仮名
  • カタカナ
  • ローマ字
  • 筆記体
  • 他言語
  • イニシャル
  • ペンネーム
  • 記号
  • 座右の銘 など

「☆★」や「^^ v」のように絵文字のようなものも使えますが、人に真似されやすい簡単なものは不正使用されやすいので避けたほうが良いでしょう。

簡単なローマ字や漢字でも、真似されにくいように汚くても自分らしい字で書くことで不正使用の防止になります。

署名を書く際は、すぐ消えてしまわないようにボールペンや油性のフェルトペン、マーカーペンで書くようにしましょう。

古いカードを処分する

古いクレジットカードは有効期限が切れているからといってただ捨てれば良いわけではなく、不正使用されて見覚えのない請求がこないように細心の注意を払って処分する必要があります。

どこで誰が次のような個人情報を狙っているか分かりませんので、とにかく細かく切ることが大切です。

  • 名前
  • 有効期限
  • セキュリティコード
  • 署名
  • 磁気ストライプ
  • ICチップ など

接着剤やテープなどでくっつけて再現されないように細かく切って、その後はゴミ箱を分けて何回かに分けて捨てることが大切です。

1回で捨ててしまうと、細かく切ったからといって復元できないわけではないからです。

また、明細書だけでは不正利用はできませんが、それも個人情報であることには変わりありませんので一緒に処分することをオススメします。

今回は、クレジットカードの自動更新で番号が変わるものと変わらないものや、有効期限に関連する情報をご紹介しました。

基本的にはクレジットカード会社によって決まりが違うと思っておいたほうがよく、万が一のときに焦らないように事前に規約や利用案内などを確認しておきましょう。