• ブラックカード審査の年収条件は?
  • ブラックカードの職業条件は?
  • ブラックカードの審査で重要なのは?

この記事をご覧になっている方は、上記のような疑問をお持ちではないでしょうか。

これらについてまずサクッと簡単に説明すると、

ブラックカード審査の年収条件は?
最低でも1,000万円以上と言われている

ブラックカードの職業条件は?
特定の職業はないが、医師やパイロット、大学教授などハイステータスな職業

▼ブラックカードの審査で重要なのは?
利用実績

ブラックカードといえば、クレジットカードの最高峰で「お金持ちの中のお金持ちしか持てない」憧れのカードですよね。

専用のコンシェルジュがついたり、超一流ホテルやレストランを優先的に予約できたりとまさに最上級のサービスを受けることができます。

そんなブラックカードですが、各カード会社の審査基準は謎に包まれているところが多く、年収や職業などの条件はどうなっているのか気になるところです。

そこで今回は、過去に審査基準を公開していたカード会社などを参考にしながら、ブラックカードの審査に必要な条件についてご紹介していきましょう!

ブラックカード審査の年収や職業の条件は?

ブラックカードの年収条件はクレジットカード会社によって基準は異なり、その基準も公表されていないところがほとんどですが、目安としては年収1,000~2,000万円以上とされています。

それでは、各カード会社のブラックカードを見ていきましょう。

アメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カード

アメックスのブラックカードで世界最高峰のクレジットカードとも言われているアメリカン・エキスプレス・センチュリオン・カードは、年収条件を公開していません。

しかし、その他の条件から計算すると最低でも年収1,000万以上ないとかなり厳しいと言え、センチュリオンカードをすでに持っている人や社会的地位が高い人からの推薦や紹介があると取得しやすいと言われています。

ここでいう「社会的地位が高い」というのは、一般的には医者や弁護士、パイロット、大手商社や大手銀行の役員クラスなどですが、それ以外でも平均年収1,000万円以上の企業はあります。

有価証券報告書やEDINET、厚生労働省などのデータを引用した平均年収サイトを参考にすると、平均年収1,000万円以上の企業は次のようになっています。

企業名 業界 平均年収
M&Aキャピタルパートナーズ サービス業 2994万円
キーエンス 電気機器 2089万円
東京放送ホールディングス 情報・通信業 1632万円
日興アセットマネジメント 金融業 1621万円
GCAサヴィアン サービス業 1559万円
三菱商事 卸売業 1541万円
ヒューリック 不動産業 1531万円
朝日放送 情報・通信業 1478万円
日本テレビホールディングス 情報・通信業 1462万円
伊藤忠商事 卸売業 1461万円
野村ホールディングス 証券、商品先物取引業 1455万円
三菱ケミカルホールディングス 化学 1440万円
三井物産 卸売業 1419万円
テレビ東京ホールディングス 情報・通信業 1392万円
スクウェア・エニックス・ホールディングス 情報・通信業 1391万円
東京海上ホールディングス 保険業 1390万円
三井住友トラスト・ホールディングス 銀行業 1378万円
テレビ朝日ホールディングス 情報・通信業 1377万円
日本商業開発 不動産業 1369万円
ファナック 電気機器 1347万円
日立マクセル 電気機器 1323万円
丸紅 卸売業 1322万円
日本M&Aセンター サービス業 1319万円
RKB毎日放送 情報・通信業 1315万円
住友商事 卸売業 1304万円
電通 サービス業 1273万円
スカパーJSATホールディングス 情報・通信業 1248万円
ジャフコ 証券、商品先物取引業 1246万円
三菱地所 不動産業 1229万円
中部日本放送 情報・通信業 1225万円
バンダイナムコホールディングス その他製品 1217万円
JXホールディングス 石油・石炭製品 1213万円
SRAホールディングス 情報・通信業 1206万円
LIXILグループ 金属製品 1195万円
シンパイオ製薬 医薬品 1195万円
三井住友フィナンシャルグループ 銀行業 1187万円
岡三証券 証券、商品先物取引業 1179万円
フューチャーアーキテクト 情報・通信業 1179万円
NKSJホールディングス 保険業 1174万円
野村総合研究所 情報・通信業 1166万円
ソフトバンク 情報・通信業 1158万円
シグマクシス サービス業 1150万円
ジーエス・ユアサ コーポレーション 電気機器 1129万円
フジ・メディア・ホールディングス 情報・通信業 1117万円
三井不動産 不動産業 1112万円
ケネディクス サービス業 1107万円
キリンホールディングス 食料品 1105万円
第一三共 医薬品 1104万円
鹿島建設 建設業 1103万円
双日 卸売業 1103万円
MS&ADインシュアランスグループホールディングス 保険業 1101万円
足利ホールディングス 銀行業 1093万円
博報堂DYホールディングス サービス業 1088万円
そーせいグループ 医薬品業 1088万円
ショーボンドホールディングス 建設業 1085万円
アステラス製薬 医薬品 1079万円
東京エレクトロン 電気機器 1077万円
大塚ホールディングス 医薬品 1076万円
三菱UFJフィナンシャルグループ 銀行業 1061万円
ドリームインキュベータ サービス業 1059万円
豊田通商 卸売業 1052万円
レーザーテック 電気機器 1049万円
大林組 建設業 1046万円
エーザイ 医薬品 1045万円
大和証券グループ本社 証券、商品先物取引業 1045万円
日本軽金属ホールディングス 非鉄金属 1043万円
ユニデン 電気機器 1041万円
武田薬品工業 医薬品 1038万円
ランドビジネス 不動産業 1035万円
日本オラクル 情報・通信業 1035万円
WOWOW 情報・通信業 1019万円
野村不動産ホールディングス 不動産 1014万円
日本取引所グループ その他金融業 1014万円
ソニー 電気機器 1014万円
アサヒグループホールディングス 食料品 1001万円

このように、銀行や電気、医薬品、証券、情報・通信、卸売などが目立っています。

また、国税庁の「民間給与実態統計調査」をもとに計算してみると、日本で年収1,000万円以上の人はだいたい人口の5%程度と言われています。

では、こういった人たちが全てセンチュリオンカードをはじめとするブラックカードの審査に通るかといえば、答えはNOです。

ただ、年収がそのくらいないと入会金や年会費も高額なブラックカードを維持するのは非常に難しいです。

センチュリオンカードは、入会金540,000円、年会費378,000円でカードを持つためだけで918,000円もかかります。

また、アメックスで重視されるのは利用実績だと考えられます。

というのも、アメックスでは利用限度額を設けておらず、利用限度額は個別の利用実績によって変動していくからです。

決済額が多ければ利用限度額も増えてブラックカード取得に近づき、使っていなければその分遠のくということですね。

ちなみに、アメックスをはじめほとんどが申込ではなくインビテーションが送られてくることになっています。

ダイナースプレミアムカード

ダイナースクラブのブラックカードであるダイナースプレミアムカードの年収条件は明らかになっておらず、職業についても「社会的地位が高いこと」しか明らかになっていません。

しかし、以前に国内でシティカードがダイナースクラブを運営していたい時代に一部条件を「月間平均総取引残高が5,000万円以上の方」と公開していました。

要は、口座残高が5,000万円以上あればブラックカード取得の権利はありますよ、ということです。

通常のダイナースクラブカードの発行基準を参考までに見てみると・・・

  • 33歳以上の方
  • 年収600万円以上
  • 勤続年数10年以上の役職者または自営業10年以上
  • 持ち家を所有していること
  • 年会費22,000円

通常のカードで年会費が22,000円で、ダイナースプレミアムカードの年会費が130,000円なので約6倍になります。

単純計算はできませんが、通常のカードの取得条件が年収600万円なので3,000万円以上は必要・・・

さきほどの「月間平均総取引残高が5,000万円以上の方」という条件を見ても、ありえない数字ではないですよね。

ダイナースクラブもアメックスセンチュリオンカード同様に、限度額に一律の制限を設けておらず、プライベートジェットや戦車が買えるという噂さえあります(笑)

日系のカード会社ではあまり見られませんが、外資系のカード会社ではこのように限度額に制限をかけないところも多いです。

ダイナースプレミアムカードを取得するには、通常のダイナースクラブカードを取得して、三井住友信託銀行への口座開設が第一歩です。(日本国内で三井住友信託銀行グループがダイナースクラブを運営)

その上で、三井住友信託銀行をメインで利用してダイナースクラブカードで決済を重ねていくことがダイナースプレミアムカード取得の近道と言えそうです。

VISAブラックカード

スルガ銀行のVISA Infiniteカードは、VISAブランドで発行されている商品の中で最上位に位置しているブラックカードです。

こちらも年収条件や職業の限定は明らかになっていませんが、年会費が税抜で120,000円なのでダイナースと同じくらいの設定になっていることから、こちらも年収は3,000万円前後はほしいところです。

スルガ銀行のブラックカードの取得の近道は、ある程度の資産を口座に預けたり住宅ローンを組んだりすることでスルガ銀行をメインバンクにしてよく利用する上顧客になることと言えます。

利用限度額は設定がありますが、これは取引状況などによって変動するために100万円の人もいれば300万円の人もいます。

JCBザ・クラスカード

JCBザ・クラスカードはJCBブランドの最上位に位置するカードで、国産ブランドで年会費も税抜5万円と非常にリーズナブルで人気です。

今はインビテーション制度を採用しているのですが、以前は採用しておらず、次のような条件を満たす必要がありました。

  • 年収1,200万円以上
  • 勤続年数10年以上で役員や管理職
  • 40歳以上
  • JCBカードへの入会歴が3年以上
  • 年間100万円以上の決済が2年以上

年会費がダイナースやVISAと比べて安いため、年収条件もそこまでずば抜けて高いというわけではありません。

さきほどのダイナースプレミアムカードが年会費13万円で年収条件3,000万円以上だと仮定すると、年会費がダイナースプレミアムカードの半分以下のJCBザ・クラスカードの年収条件も半分以下で1,500万円以下、という計算はあながち間違ってはいなそうです。

また、年収が高くても勤続年数が浅いとすぐに辞めてしまうケースも多いので、10年以上の勤続年数を求めていたのでしょう。

ただ、こういった条件はすべて満たしていないとダメかというとそうでもなく、年収500万円程度で入手した人もいれば、年齢が60歳でパート勤務の人でも入手した人もいるようなのです。

どちらにも共通していることは、ゴールドカードを継続的に使って支払い遅延はしていないということです。

つまり、年収や職業で圧倒的になるか、年収や職業は普通だが入会歴か決済状況で圧倒的になるかということでJCBブラックカードのインビテーションをもらえる可能性が出てくると言えるでしょう。

上顧客といってもお金や地位が全てではなく、少額でもコツコツ継続して使ってくれる人も大切なお客様ということを示してくれている心遣いは嬉しいですね。

MasterCard ラグジュアリーカード

ラグジュアリーカードゴールド

ラグジュアリーカードは日本初のMasterCardの最上位に位置するカードで、新生銀行グループのアプラスが発行しています。

こちらの公式な審査基準は公開されていないため、年収や職業については推測が難しいです。

サイトの申込み上の注意には次のように書いているだけで謎に包まれており、逆にその謎が需要を高めるブラックカードの特徴でもありますね。

  • 20歳未満の方および、学生の方は申し込みできない
  • クレジットカードの入会には所定の審査があること

年会費が本会員が50,000円(家族会員は15,000円)とJCBザ・クラスカードと同様ということを考えると、次のように推測ができます。

  • 年収1,200万円以上
  • 勤続年数10年以上で役員や管理職
  • 40歳以上
  • MasterCardカードへの入会歴が3年以上
  • 新生銀行での取引や決済が年間100万円以上が2年以上

もちろん、さきほどのJCBクラスカード同様にすべて満たす必要があるわけではなく、少額の取引でも遅延なく支払いを継続していけばチャンスは誰にでもあると言えるでしょう。

ブラックカードは利用実績が重要

クレジットカード 利用実績

ご紹介したハイステータスなブラックカードは、明確な年収や職業基準は明らかにしておりませんが、最低でも年収1,000万円以上で社会的地位のある人ということでした。

ただし、年収300万円のサラリーマンでも入手できる可能性がある一方で年収3,000万円の著名人でも入手できない可能性があります。

それは、ご紹介したブラックカードの中でラグジュアリーカード以外がインビテーション制度を採用していることにあります。

つまり、会社が「この人は当社を贔屓にしてくれてるし、ブラックカードの招待状を送るにふさわしい」と判断されれば誰でも入手ができるのです。

つまり、年収がいくら高くても、職業がどんなにすごくても、贔屓にして使ってくれていなくては評価は高くなりにくいのです。

こういったことから、JCBザ・クラスカードで紹介したような年収がそこまで高くなくても利用実績が良好(継続年数が長い、支払いの延滞を起こしていない等)であればブラックカードを入手している人がいるということになります。

ということは、あくまでも推測ですが、直接申し込みができるラグジュアリーカードは審査なので年収や職業が重視される可能性が高いということですね。

雲の上の存在と思われているブラックカードですが、紐解いていくと全く手が届かないわけではないことを分かっていただけたでしょうか。

もちろん、年収やハイステータスな職業であるにこしたことはないですが、それ以上に贔屓して利用実績を積み重ねていくことが、ブラックカード入手の第一歩と言えるでしょう。