• 年会費の元をとるための年間利用額条件は?
  • キャンペーンはあるの?

この記事をご覧になっているということは、上記のような疑問をお持ちではないでしょうか。

まずサクッと簡単に説明すると…

ソラチカカードの年会費
初年度無料、2年目2,000円(税別)家族会員1,000円(税別)

年会費の元を取るための年間利用額
0円でも可能(カード種別による)

キャンペーン
毎年形をかえるものの、高ポイントキャンペーンを実施 

ソラチカカードは、正式名が「ANA To Me CARD PASMO JCB」で、ANAと東京メトロ(PASMO)とJCBが連携したクレジットカードのことです。

要は、空(ANA)と地下(東京メトロ)で利用でき、それをJCBのクレジットカード機能をつけたカードと思えばよいでしょう。

つまり、PASMOとしての機能も使えて、貯まったメトロポイントをANAマイルに交換することができるということですね。

年会費の元をとるために色々と買い物をするイメージがありますが、通勤の際にPASMOをよく使っている人や出張や旅行でよくANA系列を利用する人にとってはオススメのカードです。

これらの詳しい説明が必要な場合には、以下の記事を御覧ください。

※ちょっと長いので目次を見て必要な所だけ見るのが良いかなと思います。

すぐにお申し込みをするにはこちら
⇒「ソラチカカード」公式サイトへ



クレカ不正利用時にすぐやるべきこと
クレジットカードの裏面に署名してないとダメ
停電時はクレカ決済不能に?
クレジットカードのスキミング
利用限度額無制限のクレカ
税金をクレジットカードで支払う際の注意点
NHK受信料が半額になる条件



年会費の元をとるための年間利用金額条件

ソラチカカード 年会費 元をとる

出典 To Me CARD

まず、ソラチカカードは1年目の年会費が無料、2年目以降が税込1,080円です。

年会費無料じゃないと持つ意味がない・・・と思っている人もいるかもしれませんが、ソラチカカードは継続ボーナスや割引、優待サービスなど様々なメリットがあります。

ソラチカカードは買い物でももちろんポイントは貯まりますが、次のように東京メトロ乗車時や提携サービスの利用などでもポイントは貯まります。

メトロポイント 定期券購入 提携サービス利用
乗車ポイント 電子マネーポイント
1乗車(定期券面区間外) (電子マネーポイント) 1,000円ごとに5ポイント 利用金額、利用サービスに応じて5ポイント~
平日:5ポイント

土休日:15ポイント

自販機:1ポイント

店舗:1ポイント

例えば、上野~日本橋の定期券を持っていて、上野から乃木坂を利用したとしましょう。

上野から表参道までを東京メトロ銀座線、表参道から乃木坂までを東京メトロ千代田線で行くとしましょう。

メトロポイント ソラチカカード

出典 To Me CARD

上野から日本橋までは定期券内なので、1乗車あたりのポイントはないですが、日本橋から乃木坂までは定期券面区間外になるので、1乗車あたりのポイントが利用月の翌月11日に付与される仕組みになっています。

電子マネーポイントは、メトロポイントPlusの登録を行ったPASMOをメトロポイントPlus加盟店でPASMO電子マネーを使った時に貯まるポイントのことです。

売店やEchika、自動販売機、コインロッカーなどに「メトロポイントPlus」と貼ってあるはずです。

ソラチカカードは、

  • メトロポイント10ポイント=PASMO10円分チャージ
  • メトロポイント100ポイント=90マイル

になるので、PASMOで考えると2年目以降の年会費1,080円をクリアするには、メトロポイント1,080ポイント必要ということになります。

そして、提携先は、次のように楽天やnanaco、LINEなど有名企業ばかりなので、こちらでのメトロポイント交換でもいいですね。

提携先 ポイント名称 メトロポイント交換
ANA ANAマイル 10,000マイル→10,000メトロポイント
楽天 楽天スーパーポイント 500メトロポイント→500楽天スーパーポイント
nanaco nanacoポイント 500メトロポイント→nanacoポイント500ポイント
Let’sENJOY TOKYO おでかけポイント おでかけポイント500ポイント→メトロポイント500ポイント
NTTレゾナント gooポイント gooポイント200ポイント→100メトロポイント
LINE LINEポイント LINEポイント300ポイント→270ポイント

LINEポイント500ポイント→450ポイント

LINEポイント1,000ポイント→900ポイント

日本通運 To Me CARD利用 税込1,000円につきメトロポイント5ポイント
三越 To Me CARD利用 税込1,000円につきメトロポイントを5ポイント
ビックカメラ To Me CARD利用 通常クレジット払いで8%のところ8.5%
毎日新聞 To Me CARD利用 6ヵ月以上の新規購読契約で、メトロポイント1,800ポイント等
日系BP To Me CARD利用 年間購読申込で、メトロポイント100ポイント~
京 都嵯峨料理 良彌 To Me CARD利用 食事代金税込1,000円につきメトロポイント50ポイント~
メトログリーン東陽町 To Me CARD利用 利用金額税込1,000円につき、メトロポイント5ポイント等
メトロ・エム後楽園 To Me CARD利用 利用金額税込1,000円につき、メトロポイントを5ポイント等
Echika To Me CARD利用 利用金額税込1,000円につき、メトロポイントを5ポイント等
Esola池袋 To Me CARD利用 利用金額税込1,000円につき、メトロポイントを5ポイント等

このように、東京メトロでの定期区間外の利用や各施設での利用の頻度によってメトロポイントが貯まり、年会費1,080円をクリアするかどうかが決まります。

例えば、ご褒美で年に1回だけ京 都嵯峨料理 良彌で料理を堪能して1万円かかったとすると、メトロポイントが500ポイント貯まり、年会費のほぼ半分のもとが取れる計算ですね。

家にずっといて外に出歩かない、物も買わない人ならともかく、どこかしら外に出歩いて買い物をする人であれば持つ価値はあるカードと言えるでしょう。

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キャンペーン情報

新規入会キャンペーンは時期によって異なりますので、過去に実際にあったキャンペーンをご紹介します。

キャンペーン時期 条件 特典内容
2016 通常入会ボーナスマイル 1,000マイルプレゼント
キャンペーン 最大36,700マイル相当+500メトロポイント

例:ANA To Me CARD PASMO JCB16,000マイル

入会&カード利用15万円以上で15,000マイル

プライム会員としてANATOMYカードファミリーマイルに登録で500マイル

2017 通常入会ボーナスマイル 10,000マイルプレゼント

対象カード:

ANA JCBプレミアム 10,000マイル

ANA JCBワイドゴールド 2,000マイル

ANA JCBワイド 2,000マイル

その他 一般カード 1,000マイル

キャンペーン 最大14,000マイル

入会:最大5,500マイル

搭乗:最大4,000マイル

利用:最大3,000マイル

10マイルコース入会&MyJチェック登録:1,500マイル相当

2018 通常入会ボーナスマイル(ANA JCBカードプレミアムの場合) 10,000マイル
キャンペーン 46,500マイル相当

キャンペーン参加登録:5,000マイル

カード利用50万円(税込)以上:15,000マイル

プライム会員としてANAカードファミリーマイル登録:最大1,000マイルなど

このように、毎年のように数万マイルをゲットすることができます。

2019年版は、大きく分けると次のようになります。

  1. ポイントサイト経由での入会で4,000マイル
  2. 入会すると1,000マイル
  3. 入会+キャンペーン登録で500マイル
  4. 15万円以上の利用で3,000マイル、50万円以上の利用で15,000マイル
  5. プライム会員としてファミリーマイル登録で500マイル
  6. MyJチェック登録で400OkiDokiポイント(1,800マイル)
  7. JCB側のキャンペーンで、カード利用額に応じて最大6,500OkiDokiポイント(29,250ポイント)
  8. PASMOオートチャージ利用で500メトロポイント(450マイル)

JCBのキャンペーンや他の会社のポイントが入っているので複雑になっていますが、利用額ごとのマイルをまとめてみたので参考にしてみてください。

15万円以上と30万円、130万円以上の利用の3パターンをご紹介します。

<15万円以上>

上の番号 ポイント会社 ポイント マイル
1 ポイントサイト 5,000 4,000
2 ANA 1,000
3 500
4 3,000
5 500
6 JCB 400 1,800
7
8 東京メトロ 500 450
合計 12,750

<30万円以上>

上の番号 ポイント会社 ポイント マイル
1 ポイントサイト 5,000 4,000
2 ANA 1,000
3 500
4 3,000
5 500
6 JCB 400 1,800
7 1,000 4,500
8 東京メトロ 500 450
合計 18,750

<130万円以上>

上の番号 ポイント会社 ポイント マイル
1 ポイントサイト 5,000 4,000
2 ANA 1,000
3 500
4 3,000
5 500
6 JCB 400 1,800
7 6,500 29,250
8 東京メトロ 500 450
合計 65,500

金額が大きくなればポイントも大きくなりますが、レバレッジがそこまできかないことを考えると、コスパがいいのは15万円くらいにしておくのがいいかもしれません。

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貯めたマイルの使いみち

ANA SKYコイン

ソラチカカードでは、Okidokiポイントやメトロポイントなどでも貯まりますが、マイルに移行するのが最も高還元になります。

マイルの使いみちとしては、特典航空券への交換のほか、ANA SKYコインに交換する方法があります。

ANA SKYコインとは、1マイル1コインに交換でき、10,000マイル以上交換する場合は交換マイル数とANAマイレージクラブ会員ステータスやANAカードの種類に応じて交換率が11.2倍~1.7倍に変動するお得なコインです。

例えば、ANAゴールドカードの場合は次のように交換率が上がっていきます。

交換マイル数 交換後コイン数
1~9,999マイル 1~9,999(1倍)
10,000マイル 2,6000マイル(1.3倍)
20,000マイル 42,000マイル(1.4倍)
30,000マイル 60,000マイル(1.5倍)
40,000マイル 60,000マイル(1.5倍)
50,000マイル 80,000マイル(1.6倍)

このように、50,000マイルを超えるとその価値が1.6倍、つまり1マイルあたり1.6円の価値に跳ね上がります。

これをもとに計算すると、特典航空券を含めた価値は次のようになります。

  1. 国際線ファーストクラス特典航空券(1マイルあたり13,68円)
  2. 国際線ビジネスクラス特典航空券(1マイルあたり6.98円)
  3. 国際線エコノミークラス特典航空券(1マイルあたり1.78円)
  4. 国内線特典航空券(1.5円~2円)
  5. ANA SKYコイン(1.6円)

ANA SKYコインよりも価値が下がる国内線特典航空券の場合は、一旦ANA SKYコインに変えてから購入したほうが良いということになりますね。

このように、マイルは基本的には航空券に変えたほうが非常にお得なので、旅行好きの方はおさえておくとよいでしょう。

また、ソラチカカードの本会員の年会費は初年度は無料で2年目は2,160円(税込)となっていますが、ソラチカカードは保有しているだけで毎年1,000ANAマイルの継続ボーナスがもらえます。

使い方によっては、この継続ボーナスが年会費以上の価値を生み出すこともあります。

上記の4番の国内線特典航空券の1.5円~2円で見てみると、次のように2円のときに2,000円になり、持っているだけで年会費がほとんど回収できるのです。

  • 1.5円×1,000マイル=1,500円相当
  • 1,6円×1,000マイル=1,600円相当
  • 1,7円×1,000マイル=1,700円相当
  • 1,8円×1,000マイル=1,800円相当
  • 1,9円×1,000マイル=1,900円相当
  • 2円×1,000マイル=2,000円相当

これが国際線ビジネスクラス、国際線ファーストクラスになるとマイルの価値がそれ以上になるため、年会費以上の価値があるといえます。

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ソラチカカードの基本情報

項目 費用や内容
年会費(税込) 本人会員2,160円、家族会員1,080円
還元率 0.5~1%(0.5%の場合マイル移行手数料が無料、1%の場合マイル移行手数料が5,400円)
ETCカード年会費 無料(発行手数料も無料)
提携ブランド JCB
即日発行 不可(1週間ほどが目安)
審査基準 18歳以上で、本人又は配偶者に安定継続収入がある人、または18歳以上で学生(高校生を除く)
海外旅行傷害保険 死亡・後遺障害 最高1,000万円
傷害・疾病治療費用 なし
賠償責任事故限度額 なし
携行品損害 なし
救援者費用等 最高100万円
国内旅行保険 最高1,000万円補償が自動付帯(飛行機搭乗中のケガや死亡による損害補償)
カード盗難保険 カード盗難被害時の不正利用額が補償
ショッピングカード保険 海外旅行中に購入した商品の破損や盗難による損害を最高1,000万円補償

保険内容は他のカードに比べてずば抜けているわけではありませんが、ソラチカカードはなんといってもマイルを換金するときのレバレッジが魅力です。

旅行や出張が多い方は、かなりお得にポイントやマイルを貯めることができるカードでもあるので、是非チェックしてみてくださいね!