• デビットカードは審査なしって本当?
  • デビットカードは高校生や学生でも利用可能?
  • デビットカードをつくれない人は?

この記事をご覧になっている方は、上記のような疑問をお持ちではないでしょうか。

これらについてまずサクッと簡単に説明すると、

デビットカードは審査なしって本当?
基本的には本当。一部審査があるものもある

デビットカードは高校生や学生でも利用可能?
利用可能

▼デビットカードをつくれない人は?
銀行口座をつくれない人

デビットカードはクレジットカードより発行枚数が多く、世界的にはメジャーなカードです。

これまで日本ではあまり普及してきませんでしたが、2010年あたりから急速に拡大してきています。

デビットカードは基本的には審査がなく高校生をはじめとする学生でも持てるカードとして利便性も高いですが、一部審査があるものもあります。

そこで今回は、デビットカードの審査やデビットカードをつくれない人の詳細をメインにご紹介していきます!

デビットカードは原則審査なしだが・・・

デビットカードはクレジットカードと違って、基本的には審査がありません。

デビットカードを発行している銀行のウェブサイトでは、その旨がしっかり記載されています。

三井住友銀行 デビットカード

出典:三井住友銀行

三井住友銀行デビットカードは「審査なし」とハッキリ書いてあります。

特典もキャッシュバックと、クレジットカードに劣らないサービスがついていますね。

楽天銀行 デビットカード

出典:楽天銀行

楽天銀行も、審査は「なし」と書いており、銀行口座があれば申し込めることが分かります。

このようにデビットカードに審査がないのは、クレジットカードとは仕組みが異なるからです。

デビットカードのデビット(debit)とは「引き落とす」意味で、debit cardは直訳で「引き落とすカード」です。

デビットカードは商品やサービスを購入して決済をした際に即時銀行口座から引き落とされるシステムになっているため、クレジットカードのように一時的にクレジットカード会社に建て替えてもらうわけではありません。

自分の銀行口座の貯金から即時に引き落とされるわけですから、銀行口座にお金がないと引き落とすことはできない、つまりデビットカードが使えないわけですね。

一方で、クレジットカードは一時的にクレジットカード会社が建て替えるわけですから、後日利用者に返済してもらわなければ商売が成立しません。

したがって、クレジットカードには厳正な審査(収入があるか、これまで返済遅延をしたことがないかなど)をするわけですね。

このように、基本的にはデビットカードには審査はないわけですが、一部で審査がある場合があります。

デビットカードで審査がある代表例が、イオンデビットカードとジャパンネット銀行です。

イオン デビットカード

年会費 無料
国際ブランド VISA
付帯保険 カード盗難補償無料付帯
審査 あり

イオン銀行のデビットカードにはJCBとVISAの2種類があり、それぞれ次のような特典があります。

JCB

  • 15歳以上で申し込み可能(中学生を除く)
  • 世界中のJCB加盟店で利用可能
  • イオン銀行やイオングループ利用で特典あり

VISA

  • 18歳以上で申し込み可能
  • 世界中のVISA加盟店でリオウ可能
  • 10万円までのバックアップサービス

このVISAの「10万円までのバックアップサービス」というのが、クレジットカードのように建て替えてくれるサービスで審査が必要になります。

イオンデビットカードVISAでは、銀行システムが停止していたり口座残高が不足したりする場合に、一時的に10万円まで建て替えるサービスをしています。

バックアップサービスの利用文は、クレジットカードのように利用日から締日である毎月10日の間、毎日1回預金口座から振替になります。

例えば、預金口座に3万円しかなくて5万円の買い物をした場合、足りない2万円分をバックアップサービスで補填するのではなく、バックアップサービスで5万円すべてが建て替えになります。

このバックアップサービスがついているVISAの審査はJCBよりも厳しくなり、一般的なクレジットカードの審査ほどとは言いませんが、お金を借りる機能がつくわけですから厳しくなることは頭に入れておきましょう。

ジャパンネット銀行 デビットカード

年会費 無料
国際ブランド VISA
付帯保険 第三者不正使用保険付帯
審査 あり

ジャパンネット銀行の場合は、別途ネットキャッシングに申し込む必要があります。

初回30日間無利息でキャッシングをすることができるなど、デビットカードらしからぬサービスの高さで注目されています。

イオン銀行にしろジャパンネット銀行にしろ、どのような点に気をつければいいのかというと、

  • 安定した収入があること
  • これまでにイオン銀行からの引き落としでトラブルがないこと
  • イオン銀行も含めて、他行でもキャッシングやショッピングで延滞など事故がないこと

お金を建て替えるクレジットカードのような審査基準があるわけですね。

デビットカードは高校生や学生でも利用可能

デビットカードはだいたい15歳以上としているところが多いですが、中学生を除くとしているところがほとんどです。

主なデビットカード発行銀行の年齢制限を見てみましょう。

VISAデビット

銀行名 デビットカード名称 年齢制限
ソニー銀行 Sony Bank Wallet 15歳以上(未成年者は一部加盟店で使えず)
三菱東京UFJ銀行 三菱UFJ-VISAデビット 15歳以上
住信SBIネット銀行 住信SBIネット銀行VISAデビット付キャッシュカード 15歳以上
ジャパンネット銀行 JNB VISAデビットカード 15歳以上
りそな銀行 りそなVISAデビットカード 15歳以上
近畿大阪銀行 近畿大阪VISAデビットカード 15歳以上
楽天銀行 楽天銀行デビットカード 16歳以上
楽天銀行ゴールドデビットカード 16歳以上
あおぞら銀行 あおぞらキャッシュカード・プラス 15歳以上
北國銀行 北國VISAデビットカード/クラシックカード 15歳以上~
北國銀行 北国VISAデビットカード/ゴールドカード 15歳以上~
琉球銀行 りゅうぎんVISAデビットカード 15歳以上
イオン銀行 イオンデビットカード 18歳以上
三井住友銀行 SMBCデビット 15歳以上
常陽銀行 JOYO CARD Debit 15歳以上
北陸銀行 ほくぎんVISAデビット 15歳以上
北海道銀行 道銀VISAデビットデビット 15歳以上
福井銀行 ふくぎんVISAデビットカード 15歳以上
近畿大阪銀行 近畿大阪VISAデビットカード 15歳以上
スルガ銀行 SURUGA VISAデビットカード 15歳以上
西日本シティ銀行 西日本シティ銀行NCBデビットVISA 15歳以上

VISAマークのあるお店であれば、24時間365日使うことができるVISAデビットカードは、発行年齢がだいたい15歳以上になっていますが、一部で16歳や18歳以上となっているので注意が必要です。

JCBデビット

JCBデビットは、クレジットカードで有名なJCBブランドのデビットカードです。

JCBデビットは、次のような銀行で発行することができます。

銀行名 デビットカード名称 年齢制限
セブン銀行 セブン銀行デビット付きキャッシュカード 16歳以上
セブン銀行デビット付ゴールドカード 20歳以上
楽天銀行 楽天銀行デビット 16歳以上
楽天銀行ゴールドデビットカード 16歳以上
千葉銀行 ちばぎんスーパーカードデビット 15歳以上
ちばぎん数―パ―カードデビットゴールド 15歳以上
北洋銀行 北洋JCBデビット 15歳以上
大垣共立銀行 OKBデビットJCB 15歳以上
もみじ銀行 もみじ銀行ワイエムデビットJCBカード 15歳以上
山口銀行 山口銀行ワイエムデビットJCBカード 15歳以上
北九州銀行 北九州銀行ワイエムデビットJCBカード 15歳以上
北九州銀行ワイエムデビットJCBゴールドカード 15歳以上
東邦銀行 東邦AlwaysデビットカードJCB 15歳以上
東邦AlwaysデビットカードJCBゴールドカード 15歳以上
愛媛銀行 ひめぎんJCBデビット 15歳以上
福岡銀行 福岡銀行Debit+ 15歳以上
福岡銀行Debit+ゴールドカード 15歳以上
西日本シティ銀行 西日本シティ銀行NCBデビットJCB 15歳以上
みずほ銀行 みずほJCBデビット 15歳以上
京都銀行 京銀JCBデビット 15歳以上
名古屋銀行 めいぎんJCBデビット 15歳以上
沖縄銀行 おきぎんJCBデビット 15歳以上
秋田銀行 OnlyOneデビット 15歳以上
北陸銀行 ほくぎんJCBデビット 15歳以上
紀陽銀行 紀陽JCBデビットカード 15歳以上
熊本銀行 熊本銀行Debit+ 15歳以上
熊本銀行Debit+ゴールドカード 15歳以上
親和銀行 親和銀行Debit+ 15歳以上
親和銀行Debit+ゴールドカード 15歳以上
七十七銀行 77JCBデビット 15歳以上
77JCBデビットゴールドカード 15歳以上

地方銀行が多く発行しているJCBデビットも、多くが中学生を除いた15歳以上で発行ができますが、一部で16歳以上や20歳以上があることが分かります。

デビットカードをつくれない人の条件

  1. 銀行口座を開設できない人
  2. 融資機能付カードで審査落ちした人

銀行口座を開設できない人

デビットカードは、銀行が発行するキャッシュカードに付帯していることがほとんどなので、銀行口座を開設できないと持つことはできません。

また、最近は闇金融業者などが銀行の預金口座を使って違法な取り立てをしたり架空請求をして口座を悪用したりするケースがあり、銀行側も対策を強化しています。

いくつかの大手の銀行の口座開設の条件を見てみましょう。

<三井住友銀行>

  • 口座開設は、最寄りの支店で手続きをすること(遠隔支店を希望する場合は利用目的を聞き、場合によっては口座開設を断る場合あり)
  • 本人確認のため、写真付の書類を提示(運転免許証やパスポートなど。ない場合は公共料金領収書などの書類)
  • 多数の口座開設は要相談
  • 開設した口座の譲渡は禁止
  • 口座開設書類はすべての事項に記入すること

<三菱東京UFJ銀行>

  • 口座開設は、自宅や会社の最寄り支店で手続きをすること(遠隔支店を希望する場合は利用目的を聞き、場合によっては口座開設を断る場合あり)
  • 本人確認のため、写真付の書類と印鑑を用意(運転免許証やパスポートなど。ない場合は公共料金領収書などの書類。スマホの場合は印鑑不要)
  • 多数の口座開設は要相談
  • 個人番号(マイナンバー)が確認できる書類を準備
  • 開設した口座の譲渡は禁止
  • 受付時に内容に関連する資料の提示をお願いする場合あり(給与振込口座の指定口座なら社員証や名刺、通勤途中の支店での開設なら定期券など)

<みずほ銀行>

  • 口座開設は、自宅や会社の最寄り支店で手続きをすること(遠隔支店を希望する場合は利用目的を聞き、場合によっては口座開設を断る場合あり
  • 原則本人による手続きが必要だが、親権者(店舗の場合は20歳未満、インターネットの場合は18歳未満)や法定代理人でも口座開設は可能
  • 最寄りの支店で手続きをすること(遠隔支店を希望する場合は利用目的を聞き、場合によっては口座開設を断る場合あり)
  • 本人確認のため、写真付の書類を提示(運転免許証やパスポートなど。申し込みの際には個人番号(マイナンバー)を)
  • 多数の口座開設は要相談
  • 開設した口座の譲渡は禁止

このように、最寄りの支店での手続きや本人確認の強化、口座譲渡の禁止など、どこの銀行もかなり厳しくチェックしています。

この他にも、銀行が持っている凍結口座名義人リストに載っている人やカードローンで延滞歴があると口座開設を断られる可能性が高いです。

凍結口座名義人リストは、過去に不正利用された口座の名義人が載っているので、過去に名義人の名前の口座が犯罪目的で利用されたか利用されそうになったことを意味しています。

カードローンの延滞歴とは、主に3ヵ月以上の長期延滞や借金を返せず自己破産をはじめとした債務整理などが該当します。

融資機能付カードで審査落ちした人

さきほどご紹介したように、イオン銀行では10万円までの建て替えバックアップサービス、ジャパンネット銀行ではネットキャッシング、いわゆる融資機能が付いているデビットカードを発行しています。

これらはクレジットカードと同じように審査(在籍確認や収入証明書の提出を求められることも)があります。

デビットカード 審査あり

そこで審査落ちしてしまうと、デビットカードをつくることができません。

デビットカードだから大丈夫というわけではなく、お金を借りる行為なので審査も厳しめになることを頭にいれておきましょう。

このように、デビットカードは一般的には銀行口座を持っていれば申し込むことができますが、一部で年齢制限や融資機能付の場合に審査があることがあります。

自分自身の利用状況に応じて、こうした機能も使いながらクレジットカードと併用していきたいですね!