アマゾンマスターカードの還元率

Amazon(アマゾン)を使うメリットには様々ありますが、商品検索のしやすさや、在庫がすぐに分かるところ、購入履歴から提示する「おすすめ機能」、そして何と言っても「当日配送」など商品購入から到着までが早いのもアマゾンを利用する理由として挙げられるでしょう。

そんなアマゾンと三井住友カードが提携して発行しているのが「Amazon MasterCard(アマゾン マスターカード)」ですが、アマゾン利用でのポイント還元率が1.5%(ゴールドは2%)と高還元率でお得、そしてカードデザインもアマゾンらしい1枚となっています。

クレカ顔

他の多くのクレジットカードが、ポイント還元率0.5%や1%なのを考えても、アマゾンで利用するならお得なカードだと分かります。

私自身、アマゾンはよく利用しますし、どうせ使うならポイント還元率の良いクレジットカードでお買い物をしたほうがお得なので、アマゾンマスターカードを申し込もうとした事がありますが、じつはもっと還元率の良い最強の1枚(※1)、が存在しますので、ご紹介したいと思います。

※1・・・クレジットカードのポイント還元率などが引き下げられる、いわゆる「改悪」の発表は、変更直前のこともあるので、予測不可能です。これまでお得だと思っていた高還元率カードが、それほどお得じゃなくなることもあります。

現在、アマゾンマスターカードを利用している方や、アマゾンはよく利用するけどポイント還元率など考えずに損をしている方などは、ぜひご覧になって頂いて、少しでもお得にアマゾンでショッピングをしましょう!



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アマゾンマスターカードよりもお得な還元率のクレジットカード

では、アマゾンでお買い物をする時にアマゾンマスターカードよりも、というか現在発行されている中で最も還元率がお得なクレジットカードはどこのカードなのでしょうか?

それは『Orico Card THE POINT(オリコカード ザ ポイント)』です!

Orico-Card-THE-POINT

このカードは、オリコカードが2014年から発行を開始している年会費永年無料のクレジットカードで、アマゾン以外での通常のお買い物でも常に1%以上の還元率、アマゾン利用では1.5%の還元率、そしてこのあとご紹介する「オリコモール」を経由することで、さらに0.5%が加算され、アマゾンマスターカード超えの還元率2%でお買い物ができます。

アマゾンのポイント還元率

また「オリコカード ザ ポイント」はネットショッピングに強く、楽天市場やYahoo!ショッピングをはじめとする約600のネットショップで2%以上のポイント還元率でお買い物ができるので、アマゾン以外でも頻繁にネット通販を利用する方はお得に使える1枚です。

オリコカードのお得なポイント概要

さらに、入会後6ヶ月間は基本還元率が2倍2%が加算されるので、アマゾンでの還元率も3%に跳ね上がります。

オリコカード ザ ポイント 6ヶ月ボーナス

また、「オリコカード ザ ポイント」は2種類の電子マネー「iD」と「QUICPay」が搭載されているので、コンビニなどでも小銭を使わずスピーディに決済でき、ポイントも無駄なく獲得しやすくなっています。

たまったポイントは、500ポイントから様々な商品やギフトカード、他社ポイント移行など、リアルタイムに交換可能ですぐに利用できます。

現状、年会費無料のクレジットカードでは最高還元率を誇る1枚といえます。

おすすめポイントをまとめておきます。

  • すべてのお買い物で還元率が常に1%以上
  • 年会費が永年無料
  • アマゾンをはじめ多くのネットショップで還元率が2%以上
  • 入会後6ヶ月間は基本還元率が2倍にアップ
  • iDとQUICPayの2種類の電子マネーが使える
  • ポイントはリアルタイムに交換可能ですぐに使える
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「アマゾンマスターカード」と「オリコカード ザ ポイント」を比較

ここでは「アマゾンマスターカード」と「オリコカード ザ ポイント」の基本的なスペックを比較したいと思います。

Orico Card THE POINT Amazon MasterCard
クラシック
年会費 永年無料 1,350円(税込)
初年度無料
年会費優遇 年一回以上利用で翌年度無料
申込資格 原則として18歳以上の方
(高校生は除く)
満18歳以上の方
(高校生は除く)
カード発行 オリコ 三井住友カード
国際ブランド Visa / MasterCard / JCB MasterCard
還元率
(通常利用)
1%以上 1%
還元率
(アマゾン利用)
1.5%
オリコモール経由で2%
入会後6ヶ月は3%
1.5%
チャージ時の
還元率
1% 0%
ポイントの交換 商品
各種ギフトコード
マイレージ
他社ポイント移行
商品券
など
アマゾンポイントのみ
ポイントの
最小交換単位
500P 1P
電子マネー iD / QUICPay iD
ETCカード 年会費無料 年会費540円(税込)
年一回以上利用で翌年度無料
家族カード 年会費無料 発行不可
旅行傷害保険 なし なし

年会費を比較

「オリコカード ザ ポイント」は年会費が永年無料なのが高評価できるポイントです。

対して「アマゾンマスターカード」は年会費が1,350円(税込)ですが、初年度は年会費無料で、年一回以上の利用があれば、翌年度の年会費が無料になるので、ほぼ年会費無料といえるのでしょう。

ポイント還元率を比較

いちばん気になるポイント還元率ですが、「オリコカード ザ ポイント」、「アマゾンマスターカード」共に基本還元率は1%、アマゾンでの利用に注目すると、「アマゾンマスターカード」が還元率1.5%に対して、「オリコカード ザ ポイント」は還元率2%となりオリコカードのほうがお得にアマゾンでお買い物ができます。

ポイント優遇制度を比較

ポイント優遇制度も気になる項目です。

「オリコカード ザ ポイント」では入会後の6ヶ月間は、ポイントの基本還元率が2倍にアップします。

それにより、アマゾンを含む多くのネットショップで、ポイント還元率が最低でも3%以上に跳ね上がり、かなりお得に利用できます。

クレカ顔

「アマゾンマスターカード」では、通常利用時のポイント還元率が、アマゾンで利用する時に限り1.5%の還元率にアップのみと、少し見劣りしますね。

ポイントの最小交換単位を比較

ためたポイントが交換できる最小の交換単位ですが、「オリコカード ザ ポイント」は500ポイントから交換可能で、ポイント還元率を考慮するとかなり交換しやすくなっています。

また「アマゾンマスターカード」は1ポイントから交換可能で、紐付いたアマゾンのアカウントへ自動的に登録されます。

手続きも一切必要ないので交換忘れを心配する必要がないところがいいですね。

チャージ時のポイント還元率を比較

モバイルSuicaなどのチャージに使用した場合のポイント還元率を比較。

「オリコカード ザ ポイント」はチャージ時に還元率1%のポイントが付与されますが、「アマゾンマスターカード」はチャージ時にはポイントが付与されません

クレカ顔

交通機関をよく利用する方には見逃せない差が生じるところですね。

ポイント交換の豊富さを比較

ためたポイントで交換できる種類の豊富さを比較してみると、「オリコカード ザ ポイント」はAmazonギフト券をはじめ、iTunesギフトコードやLINEギフトコードのほか、T-POINTやWAONポイント、楽天ポイントやdポイントなどへのポイント移行、マイレージへの交換など多彩な種類に対応していますが、「アマゾンマスターカード」では、紐付けたアマゾンアカウントへのポイントをためるのみとなっています。

一生アマゾンでしかお買い物をしないという人でない限り、これはちょっと物足りないでしょう。

入会キャンペーンを比較

この記事を書いている時点では、どちらのカードも入会キャンペーンを実施しています。

「オリコカード ザ ポイント」では、条件はありますが、最大で18,000ポイント(18,000円分)がもらえるキャンペーンを実施しています。

「アマゾンマスターカード」では、入会特典としてエントリー不要で2,000円分のAmazonポイントがプレゼントされます。

どちらのカードにも旅行傷害保険が付帯していない

「オリコカード ザ ポイント」、「アマゾンマスターカード」共に旅行傷害保険は付帯していません

「オリコカード ザ ポイント」は年会費が無料であることを考慮すると仕方ありませんが、年会費無料のクレジットカードでも海外旅行傷害保険のみ付帯していたり、または国内までカバーするクレジットカードもあります。

「アマゾンマスターカード」は実質年会費無料のようなものですが、一応1,350円(税込)の年会費が設定されているにも関わらず全く旅行保険が付帯していないのは残念なポイントですね。

クレカ顔

頻繁に旅行をされる方は、万が一に備えて旅行傷害保険が付帯してる他のクレジットカードが1枚あると安心です。

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ポイントモール経由の利用は今や常識

同じ金額を支払うのに、ポイントモールを経由するだけで、お得になるなら使わない理由はありませんよね?

クレジットカードを少しでもお得に使うには、ポイントモールを経由してお買い物をするのは今や常識といえます。

ちなみにポイントモールというのは、提携している企業やネットショップの広告を掲載して、その広告を経由して利用したユーザーにポイントを付与するサイトの総称です。

すでにご紹介したとおり、オリコカードでも「オリコモール」というオリコカード会員専用のポイントモールが用意されていて、オリコモールを経由していつものお買い物をするだけで、還元率0.5%~最高15%のポイントが発生します。

「オリコカード ザ ポイント」の場合は、このオリコモールを経由することで、最低でも還元率2%は確保できます。

約600のショップと提携しており、登録商品数も80,000,000点以上を超えているので、何かネットショップ経由で商品を購入する場合、特に買うものが決まっている時はまずオリコモールで検索してみるといいでしょう。

ショップ別で還元率が違う

ショップによって還元率が違い、期間限定でポイントアップなどのイベントも頻繁にやっているので、よく利用するショップはお気に入りに登録しておくと良いでしょう。

オリコモール 還元率の違い
  • ポイントモール経由するだけでお得になるなら使わない理由はない
  • オリコモールならネットショッピングは最低でも還元率2%以上
  • 期間限定のポイントアップでさらにお得にポイントがためられる

経由忘れ防止ツールが便利

オリコカードにはせっかくのポイント獲得の損失を防ぐためのツール「オリコモールコンシェルジュ」というものが用意されています。

オリコモールコンシェルジュ アプリ

これはパソコンでの利用が前提となってしまいますが、普段利用しているブラウザにインストールすることで、オリコモールに掲載中のショップにアクセスすると、目立つようにポップアップで通知してくれるようになります。

経由忘れも防ぐことができ、ポップアップからすぐにオリコモールへ行くこともできる非常に便利なツールで、無料で利用することができます。

オリコモールを含むポイントモール利用時の注意点

ポイントモールを使ってお得にポイントを獲得するには、正しい流れで利用する必要があります。

そしてオリコモールを含む、ポイントモールを利用する時に注意したいのが、購入前の他のサイトへの寄り道です。

例えばアマゾンでお買い物をする時を例にご説明します。

ポイントモールを経由してアマゾンへ行き、商品をカートへ入れて購入するのが正しい流れですが、この時、あなたがお使いのWebブラウザには、ポイントモールを経由してアマゾンへ来たという情報(Cookieといいます)が保存されています。

ポイントモールのCookieの流れ

※ 説明のために本来のCookieの役割を簡略化しています。

仮にポイントモール経由でアマゾンへ行き、価格を比較するために楽天市場やYahoo!ショッピングなど、他のショッピングサイトを確認した場合、ポイントモール経由でアマゾンへ来たという情報が上書きされてしまい、本来付与されるはずのポイントが対象外になってしまうことがあります。

ポイントモールのポイント付与対象外の例

※ 説明のために本来のCookieの役割を簡略化しています。

これはどこに文句を言っても、どうすることもできませんので、ぜひ覚えておいてい頂きたい注意点の1つです。

もし心配な場合は、一度ブラウザを閉じて再起動してから、利用したいポイントモールのみを開いて最初から経由し直せば問題ありません。

その他、消費税や配送料、振込手数料などはポイント計算の対象外になる場合がほとんどだったり、ポイントモールを経由する以前からショッピングカートに入っていた商品を購入した場合もポイントの対象外となります。

また、ポイントモールから経由し、実際に購入するまでに長時間放置した場合は、正しい流れで購入しても、ポイントが獲得できない場合があるので気をつけましょう。

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まとめ

今回はアマゾンでの利用をメインに考えた時にお得に使えるカードとして、「アマゾンマスターカード」と「オリコカード ザ ポイント」をご紹介しました。

アマゾンで使うのだから、アマゾンマスターカードが一番お得なのかと思ってしまいますが、もっとお得なカードが「オリコカード ザ ポイント」です。

クレカ顔

年会費が無料で、アマゾンはもちろんネットショッピングにおけるポイント獲得にここまで強いカードは、今のところ他には見当たりません。

年会費が永年無料に加え、ネットショッピングではポイントモールを経由すれば、最低でも還元率2%が付与され、ポイントの獲得忘れを防止するツールの提供や、たまったポイントを交換できる種類も豊富です。

また、iDやQUICPayの2種類の電子マネーにも対応しているので、普段の生活でも使い勝手がよく、モバイルSuicaなどへのチャージでもポイントが付与されるなど、アマゾンマスターカードでは対応していないところをカバーできるのもポイントです。

じつはポケットカードから2015年7月に発行が開始された「P-one Wiz」という高還元率のカードもあり、こちらも年会費無料ポイント還元率0.5%に加え、カードの利用金額が自動的に1%OFFになるという特徴がありますが、実質還元率1.5%とやはり「オリコカード ザ ポイント」の還元率2%には及ばないところがあります。

p-one-wiz

冒頭でもお伝えしましたが、クレジットカードの『改悪』によるポイント還元率ダウンはいつ起こるか予想ができません。

ですが、現状ではアマゾンでの利用も含めたネットショッピングをメインで考えた場合、オリコカード ザ ポイントがもっともお得な1枚と言えるでしょう。

これまでアマゾンマスターカードが一番お得だと思い込んでいた方や、何も考えずに手持ちのクレジットカードで決済していた方は、ぜひこの機会に見直しをして、少しでもお得にネットショッピングを楽しんでみてはいかがでしょうか?